子育ては協働で!『新しいパパの教科書』を最初の一冊に!
新米パパ・プレパパが、育児の基礎基本の参考になる本を1冊紹介します。
パパ・プレパパって、いざ準備しようと思っても、何から・だれから・どこから調べたらいいかわからない・・・なんてことありますよね。私もはじめそうでした。私が出産前から今にいたるまで読み漁った育児関連本の中でも、特に読みやすく、入門におすすめの一冊です。
『新しいパパの教科書』
著者 ファザーリングジャパン
概要!こんな本
新米パパ・プレパパの、育児に対する思いや悩みって
出産前
・検診一緒にいったほうがいいのかな?
・オムツミルクのやり方が全くわからない
・事前講習とかあるのかな?
出産
・出産の立ち合い、みんなしてるのかな?
・立ち会い、自分にできることって?
産後
・出産後って、どんな生活になるのかな?
・料理家事洗濯自信ないけど、どうしよう
・赤ちゃんの世話ってどうやるんだろう
・夜寝られないって聞くけど、本当?
こんなのが多いんじゃないかなと思うけど、これらは基礎以前の知識として当然網羅されているし、もっと先の、育児のパパママ「協働」に向けてできることや必要な情報がたくさん書かれています。
パパが活躍しやすい場面として、「役所への手続き」「育児に役立つ家電の調達」「体を使ったパパ遊び」「意外と力仕事!オムツ替えや沐浴」
ちょっと気になる「パパの育休取得」「ワークライフバランス」など、痒い所に手が届く情報量です。
著者の「ファザーリングジャパン」という団体は、「子どもが生まれ、父親になったら、仕事も育児も両立しながら楽しんで生きていきたい。」という目標のもと活動されているNPO法人だそうです。
世でイクメンとかいうふざけた呼び名がはやる前から、ずっとパパの積極的な育児参画に向けた活動・発信をされており、そういった方々が伝える育児ノウハウには説得力があります。
この本を読んで思ったこと 注:こっから長い!!
そもそも、男って育児に積極的に参加する必要があるのか?
と考える世の男性は多いんじゃないでしょうか。職場の同僚や友人に聞いても、
「おれほとんど何もやらなかったからなぁ。」
「妻と妻の母が全部やってくれたよ。」
なんて意見がちらほら。
「じゃあ、あんまやらなくてもいいのかな。」
「みんなやってないっていうし。」
「おれだって、仕事で大変なのに。」
私がいろいろ調べたり、実際に育児に自分なりに前向きに取り組んだりした結果、
やろう。というか、必須。
です。
子育ての大変さは、やってみないと全くわからない。
理由1
仕事は、ON・OFFがある。どんなに忙しくても、OFFになるタイミングがある。育児にOFFはない。
理由2
仕事は、(極端な話をすると)失敗をしても取り返しや挽回のチャンスがあることが多い。育児は、その失敗で失った時間は戻らない。
理由3
仕事は、(勤め人であれば)誰かが守ってくれる。必ず最終防衛ラインがいる。
育児は、我が子を守ってあげられるのは、最終防衛ラインになるのは、親。
重みが違う。
そんな育児を、パパが「サポート」「手伝ってやっている」なんてスタンスではなく、同じ立場・目線で、協働してできたら、家族の時間は充実し、笑顔が増え、リスペクトしあい、みんなが幸せになるんじゃないか。
小泉進次郎さんの育休取得、本筋と関係ないところで非難を浴びていますが、発信力のある人が率先して育児に参画する姿勢を見せること、素晴らしいと思います。パフォーマンスだなんだ言う人が多いですが、男性の育児参画の必然性をパフォーマンスでもなきゃ気づけず、話題にすらあがらない。それが今の世の中です。あの立場でのあの行動、マネできないなぁ。
私のイメージだと、女性は
「みんな大変な思いをして産んで、子育ても頑張っているから、私も頑張らなきゃ。」
男性は
「育休、イクメンなんて言われているけど、できないよなぁ。みんなやってないし。」
なんて、同調圧力や固定観念であふれている。そんな思考停止に身をゆだねるのは、楽ではあるけど、それだとせっかくの子育てで得られる幸せな時間を逃してしまう。
やっぱり、子育てって楽しいし、貴重だ。
そう家族で思えるようにするには、パパの力は必要不可欠であるし、この本をファーストステップにしてほしいです。
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