【絵本紹介】ママにおすすめ1位らしいけど、育児ガチ勢パパにもぐっとくるお話
現在生後一か月と8日ほどの我が子。
最近、音のする方へ首をぐりっと向けたり、壁に貼ってある海の写真をじーっと見たりと、反応が増えてきて面白さをさらに増していく我が子。特に歌が好きなのか、テレビに流れる歌謡ショーやアニメ映画をじーっと聴き入っているような・・・気のせいか?
「お、ちょっと目や耳から入る情報量が増えてきたか?!チャンスか?!」
家族からもらったとある絵本を読んでみることにしたんだけど、毎度のことながら、息子よりも読み手の自分の心にぐっとくる本に出会ってしまったので、紹介します。
『ちいさな あなたへ』
お話の概要
「あのひ、わたしは あなたの ちいさな ゆびを かぞえ、
その いっぽん いっぽんに キスを した。 」
赤ちゃんが生まれたばかりのママ目線で語られるお話ですね。
「いつか きっと あなたも・・・ 」
こんなふうに育つのかな。こんな経験をするのかな。こんな風に歳を重ねていくのかな。我が子の将来に想像し、夢をふくらませ、成長を楽しみにするママの気持ちがあたたかい言葉でつづられていきます。
感想
以前紹介した『いつか あなたが おおきく なったら』と同じように、我が子に伝わるというよりかは、読み手の心に響く本だなぁと。
出産前のプレママや、産後ママにおすすめされることが多いそうですが、育児に積極的・前向き・楽しんで取り組んでいるパパの心にも響く本だと思います。私には破壊力抜群でした。
愛情をもって、ゆっくり、優しい声で読み聞かせて、私の愛をこれでもかって浴びせる、いや、味わってもらうのにとっても適している絵本なのではないでしょうか。実際私は、周りからすると引くほど愛情をたっぷりと込めてこの絵本を読み、我が子に怪訝な表情をされました。いいんだ、きっとわかってくれているはずだ。
最近読んだ、田中泰延さんの『読みたいことを、書けばいい。』という本に、
書くことは世界を狭くすることだ
という記述がありました。
「書くこと」と「読むこと」という違いはあるけれど、もしかしたら、絵本を読み聞かせをすることで、想像を膨らませる・世界を広げられることと思っていたことが、実は世界を狭めてしまうことになっている、なんてことがあるのかもしれない。
それでも、私の溢れんばかりの愛情を、こういった素敵な絵本を通して伝えていくことで、(世界を狭めてしまうとしても)我が子の心を耕して、いつか芽吹く種をまいていきたい。
途中から言ってることよくわからなくなってきたけど、そんなことを思うきっかけになるような、素敵な絵本です。
終わり!!
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